自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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先日、banyanさんとchochoensisさんに、ご案内頂きましたアオバセセリの幼虫が潜んでいる場所へ昨日、再度行ってきました。
そこは一頭しかいないのですが、無事に育っている事が確認できました。アオバセセリは今までは、あまり縁のない蝶だったのです。 それが今年はなんと春型も夏型も撮る事が出来、それで嬉しい年だったのですが更に初めて幼虫までも見る事が出来たのです。 図鑑では知っていましたが、「なんとも派手な色合いだなー」位の印象だったのです。 それが。。。 実際に見てみると「おやっ?」と思った事がありました。 それは、この幼虫の頭部の色と模様と形。。。 「これって、成虫の後翅の模様と全く同じだ。。それにヘルメットみたいな頭。。これも、そっくりだ」 この幼虫時代に持っている色素等が成虫に変身する時、そっくりそのまま引き継がれるのに違いないと思いました。 「今更、そんな事。。。全部、図鑑に載ってるよ」と言われそうですが図鑑など本からだけの知識ではわからない、実際に自分の目で見て、初めて気がつく事は多いのだと再認識させられた次第です。
by clossiana
| 2008-10-10 12:08
| 蝶の不思議
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Comments(18)
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chochoensis
at 2008-10-10 19:38
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clossianaさん、またまた、素晴らしい発想!なるほど・・・と、うなってしまいました、さすがに経験と探求心・研究熱心なclossianaさんならではの観察に驚いています・・・。
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愛野緑
at 2008-10-10 23:20
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maeda
at 2008-10-11 05:31
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clossiana at 2008-10-11 12:56
chochoensisさん、コメントありがとう御座います。実はこの両者の相似については、同行のpapilaboさんが気付いたのです。私は、ただ「あー、そう言えば。。。」って位で、むしろ、皆さんの大切な、たった一頭を無事に戻してあげる事に気を奪われていたのです。でも、あの時chochoensisさんが見つけてくれたからこそです。ありがとう御座いました。
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clossiana at 2008-10-11 13:03
愛野緑さん、コメントありがとう御座います。私も図鑑では何度も見ていた筈なのに、その時は、この両者の相似には全く気付かなかったのです。しかも本物の幼虫を見ても同行のpapilaboさんに言われるまで気がつかない始末。こんな風に見ていても見えていない事って、沢山あるのでしょうね。
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clossiana at 2008-10-11 13:20
maedaさん、コメントありがとう御座います。この辺で見られるセセリの中で、このアオバセセリは、少なくとも、その色合いでは異色の存在ですよね。ですが私も、今年までは、なかなか撮ることが出来ませんでしたし、未だ、よくわからないところが沢山あります。どこからともなく現われて、束の間の吸蜜などをして、また何処かへいってしまうといった印象の蝶です。maedaさんの豊富な経験を教えて下さい。
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thecla
at 2008-10-11 17:03
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後翅と幼虫の頭、確かに同じ模様ですね。変わった模様だとは思っていましたが、今まで気がつきませんでした。
アオバセセリは温帯の蝶というよりも翅の色合いは熱帯の蝶を思わせてくれ、毎年5月が楽しみです。
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cactuss at 2008-10-11 17:32
前々から幼虫の頭の点はなんだろうと不思議に思っていましたが、確かにおっしゃる通りですね。幼虫から成虫に色素が受け継がれているんですね。
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grassmonblue
at 2008-10-11 18:29
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わたしも昨年やっとアオバセセリ撮影できました、
幼虫。超魅力ありますね。見たくなってきました。
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clossiana at 2008-10-11 19:19
theclaさん、コメントありがとう御座います。theclaさんも、この相似に気が付かれなかったのですね。実は私は↑にも述べましたようにpapilaboさんに言われるまで、本物の幼虫が目の前にいるのに気がつかない、ありさまだったのです。一旦、気付いてしまうと、どうしてこんなに目立つ事が、わからなかったのだろうと。。。。不思議です。
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clossiana at 2008-10-11 19:41
cactussさん、コメントありがとう御座います。図鑑などで、前々から幼虫の写真は見ていた筈なのに、印象は「派手だなー、ケバケバしいなー」位で、cactussさんのように「頭の点はなんだろう」といった不思議さには思いが至りませんでした。もし色素が受け継がれるとして、なんで頭のものが後翅にまで行っちゃうのでしょうね。蛹時代に体の内部で大革命が起こるのかな?
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clossiana at 2008-10-11 19:58
grassmonnblueさん、コメントありがとう御座います。私は普段は成虫しか撮っていませんが、ミーハーなものですから唯一クロコノマだけは成虫より、幼虫の方が魅力的だと思っています。でも幼虫と成虫が同じ位、魅力的な蝶は沢山いましてアオバセセリ、スミナガシ等には惹きつけられます。この幼虫をご覧になられたい場合はbanyanさんかchochoensisさんに連絡をとられる事をお勧め致します。
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mmerian at 2008-10-11 22:17
またしても深いお話の連発です。
幼虫と成虫の紋様の引き継ぎ、私も初めて気づきました。 そんなこと考えもしませんでした。 事実を事実として見ることの難しさを改めて認識したような。 と、言いながら、アオバセセリ、事実を認識できるほどの写真をまだ撮っていないのでした。
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clossiana at 2008-10-14 19:35
mmerianさん、コメントありがとう御座います。mmerianさんも今年初めて見たのですね。派手というかケバケバしいと言うか。。。凄いですよね。
見方を変えると毒々しい位なのに、ちゃんと巣を作って隠れていました。 隠れなくても、あんな色だったら誰も食べないのに。。。でも、今迄、ああやって生き延びてきたのでしょうね。
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clossiana at 2008-10-14 19:45
kenkenさん、コメントありがとう御座います。私もそうでしたが皆さん、結構気付かれなかったのですね。私だけかと思っていましたから少し安心です。目の前の事でも気付けないのはkenkenさんの場合は知識が豊富すぎるからだと思います。私の場合は感性が鈍いからでしょう。ともあれ、対象を素直に見ることが出来ればなと思っています。
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fanseab at 2008-10-14 23:07
熱帯アジアのシジミチョウでは肛角部の斑紋が明らかに複眼周辺を
擬態させた種類が多くいます。アオバの事例もその範疇かな?と思い、ます。ただ、幼虫頭部の色彩まで似せているとなるとこれは別の意味で 面白い着眼点です。他の事例があるか?調査したくなりました。
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clossiana at 2008-10-15 07:47
fanseabさん、コメントありがとう御座居ます。そうですね。熱帯産の蝶で目玉模様を肛角部に持っていて、捕食者の攻撃から身を守ると云われている種類がいますね。その部分に鳥の食み跡を持っている蝶を、こちらでも見る事がある位ですから、有効なのでしょうね。でも、その視点は全く気付きませんでした。勉強になりました。
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