自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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2018年~2019年の越冬中のルーの覚書です。今シーズンのハイライトは何と言ってもルー、ムラツ、ムラシの3種が同じ葉上で越冬していたことでした。当然のことながら私はこの3種の越冬混群はそれが見つかった最初の例かと考えていました。しかし後で話を聞いてみると、どうも2例目だったようです。こういう場合は最初に見つけた人は何かに発表してほしいものです。
さてこの混群の成立要因を考えてみます。3種の越冬混群が見られた葉はアラカシの一部が枯れた葉でしたが、その上部には当初は枯葉があったようでした。そうだとすれば先ずルーかムラシのどちらかが陣取った可能性が高いです。一部枯れの葉はルーが好む場所ですし、それにムラシは枯葉がある場所が好きだからです。一方でムラツは通常は緑葉を好むと言われていますが緑葉を好むのは最初の1頭だけで、後で集まってくる個体は最初の1頭の姿を求めます。恐らくですがムラツの最初の1頭がムラシを仲間と誤認したのではないか?と考えています。従い、この3種の混群は先ずルーかムラシが陣取って、その後でムラツが集まってきたと考えるのが自然のように思えました。 今シーズンのもう一つの話題は9年ぶりにルーの7頭集団が見つかったことです。しかし残念ながら私自身はこの集団を撮ることが出来ませんでした。この集団に関しては不思議なことがあります。それは集団が形成された場所です。その場所は昨シーズンに多くの単独個体や2~3頭から成る小集団が見られたアラカシの樹に比較的、近い場所だったのです。しかし昨シーズンに多くの越冬個体が見られた樹では今シーズンは私は1頭しか見ていません。その樹の条件が殆ど何も変わっていないのに「何故、今シーズンはその樹ではなくて、他の樹だったのだろう?」というのが不思議なのです。 v
by clossiana
| 2019-03-29 20:59
| シジミチョウ科
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Comments(4)
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霧島緑
at 2019-03-30 09:28
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昨年末、私もこの情報を得てダンダラさんに連れて行ってもらいました。
残念ながら、直前にこの集団は解消してしまったようで、観察できませんでしたが。 こちらでもムラシとムラツが仲良く越冬しているところが見られますが、3種が一緒になっているのは貴重でしたね。 この集団が形成されるプロセスを分析しようとする貴殿の視点には感心しました。
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clossiana at 2019-03-31 09:54
霧島緑さん、コメントありがとうございます。
せっかくの機会でしたのに残念でしたね。けれど、この3種の越冬混群は今回が2例目でしたので今後も見る機会はありそうです。この3種の集団が形成されるプロセスはあくまでも個人的な推測を基にしておりますので本当のことはわかりません。
その節はお世話になりました。
あの混成集団の形成過程については私もclossianaさんと同じように考えています。 大集団の方は私は6頭しか確認していませんが確かに何であの場所なんだろうという気はしますね。 でもちょっと意外な場所でも複数頭が集まるということは、そのメカニズムはさておきルーにもそれなりの集合性が存在することの裏付けだとも言えますかね。
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clossiana at 2019-04-01 17:09
naoggioさん、コメントありがとうございます。
こちらこそ、その節は大変お世話になりました。この7頭集団がルーの集合性を裏付けるものだったかどうかは議論の余地があるのではないかと考えています。と言いますのは昨年の場合は比較的、近い場所で多くの単独個体や小集団が見られたからです。つまり「何故、昨年は大集団にならなかったのだろう?」との疑問が解けないからです。う~む、わからない。。
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