自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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拙ブログ本年2月2日付けの続きです。ベランダのオオアブラススキで越冬中のチャバネセセリの幼虫ですが今年になってからは、その姿を見ることはありませんでした。
でも行方不明だとしても枯れた葉の何処かに潜んでいるのだろうと気にもとめなかったのですが3月になってから探してみたのです。 ススキを少し丹念に調べてみたのですが、やはりいませんでした。そこで辺りに潜んでいないかとススキの鉢の下のスノコを持ち上げてみました。するとそこにはすでに干からびてしまった幼虫の死骸が転がっていたのでした。 もともとこの種は東京都では偶産種(注)の扱いでしたので越冬は難しいのだろうと予想はしていましたが特に今冬は1月25日に都心で48年ぶりに-4℃を記録するなど厳しい日が続きましたので、やはり越冬は無理だったようです。 昨年の9月にベランダに放置しておいたオオアブラススキにいつの間にかチャバネセセリが飛来して産卵をして以来、半年以上にわたって観察を楽しむ機会に恵まれました。けれど当初に確認出来た12卵の内、無事に羽化にまで、こぎ着けることが出来たのはたったの2頭だけでした。ベランダの性格上、天敵などは自然の状態と比べれば遥かに少なかったはずです。それでも羽化にまで辿り着くことは大変に難しいことなのだと改めて学ぶことが出来ました。 (注)「やどりが」No.254 日本鱗翅学会 2017年
by clossiana
| 2018-03-16 21:00
| セセリチョウ科
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Comments(4)
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himeoo27 at 2018-03-20 20:19
記載されたとおり
ベランダにある「山椒の樹」、「ツルマメ」で育つ 「アゲハ」や「ウラナミシジミ」を見ても自然界で 卵から成虫になるのはとっても厳しいのだと実感い たします。
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clossiana at 2018-03-23 16:16
himeooさん、コメントありがとうございます。 例えベランダであっても越冬するのは大変のようですね。今回のチャバネについては厳寒期の気温のせいではないかと考えていますがhimeooさんちのアゲハやウラナミシジミでも冬を越せないとすると理由がよくわかりません。ウラナミはやはり気温ですかね?でもアゲハとなると皆目、見当がつきません。
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himeoo27 at 2018-03-24 20:42
我が家では山椒の樹が初秋には既に丸裸になるので
越冬出来るような「アゲハ」の蛹は生息していませ ん。但し、初夏の山椒の樹が青々していても他の蟲 に寄生されることが多く殆ど羽化しません。 「ウラナミシジミ」は成虫で見つけてから2か月ほ ど1月から3月まで家の中で生き延びました。但し老 衰により野外で飛び回ることはありませんでした。 アゲハと同様に冬場は食草がベランダに無くなるの で冬は越せません。こちらも卵の数と比べると羽化 する数は異常に低いです。
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clossiana at 2018-03-26 17:24
himeooさん、コメントありがとうございます。 アゲハであれ、他の蝶であれ野外で卵~幼虫を継続観察することはほぼ不可能のような気がします。何らかの理由に依り行方不明となるか寄生されてしまいます。ですので羽化まで見られたら奇跡のようなものですよね。かってミスジチョウの14頭の幼虫を追跡調査したことがありますが越冬時にまで辿り着けた個体はいませんでした。ウラナミシジミが冬に2ヶ月も生存するとは驚きです。相当に面倒をみたからでしょうが、私のように手間をかけるのをサボるとアッと言う間に★になるのでしょうね。
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