自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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クロヒカゲの越冬幼虫としては2型が知られています。即ち、褐色型と緑色型です。この2型の幼虫について「蝶の幼虫探索ー神奈川県とその周辺地ー」(注)には次のように記載されています。「 」内引用
「緑色型はやや小さめの体長の個体が多く。。」 それが本当だとすれば、その理由はひょっとしたら。。といつものように妄想が湧いてきました。以下の仮説は「探蝶逍遥記」のfanseabさんの仮説を参考にさせて頂きました。 「クロヒカゲの越冬幼虫は本来であれば4齢であり、3齢の頃には緑色型であったとしても4齢になって越冬時期となると褐色型となる。ところが何かの理由で3齢の内に越冬時期を迎える個体が存在する。未だ3齢なので体長が4齢に比べて小さく且つ、体色は緑色のままである」 こう考えるとつじつまが合うような気がするのです。これを何らかの方法で実証したいのですが、野外でそれを実証するとなると方法がわかりません。 さて話は変わります。 昨年末に女史が見つけたクロヒカゲの幼虫ですが、この幼虫の色合いが何とも白っぽかったのです。 「あれっ?この幼虫、なんか白っぽいなぁ」と私 「日陰にばっかりいるからよ。。」と女史 「まさか。。それに模様が殆どないのも変だ」と私 「色白に憧れてたんじゃないの? だからこれは雌なのよ」と女史 「そうか。。そうかもね」と私 今までに褐色型の幼虫も緑色型の幼虫も、いずれも越冬初期の時期に何度か見たことがありましたが、このような白っぽい色の幼虫は初めてでした。先の本(注)には次にような記述があります。 褐色型の幼虫 → ササの枯れた部分や近くの枯れた葉、更には枝の又や地面近くに静止している場合が多い 緑色型の幼虫 → ササの葉裏の付け根あたりに静止している この幼虫の場合はササの葉裏に静止していました。とすると本来は緑色型の幼虫なのだろうか? いずれにしても珍しい色でしたから相手の迷惑も顧みずに捕獲して持ち帰りました。この先、冬を越して脱皮したら、どのようになるのかなどに興味があったからです。 但、帰宅後にネットで検索してみると、この褐色型にはかなりの変異幅があり、今回のように色合いが白っぽい幼虫が少なからず存在していることがわかりました。 (注)「蝶の幼虫探索ー神奈川県とその周辺地ー」相模の蝶を語る会 2016年
by clossiana
| 2018-03-09 20:09
| ジャノメチョウ科
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