自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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オオチャバネセセリの越冬幼虫を初めて見ることが出来ましたのは先の拙ブログ2017年1月27日付けの通りです。その際には2頭を見つけたのですが、いずれもアズマネザサの葉の先端部分に小さな筒状の巣を形成しており、それは概ね図鑑(注)の記載の通りでした。
ところが何度か同じ公園を通う内に女史が新たに次々と越冬巣を見つけ始めたのでした。それでわかったことが2つあります。 一つ目は巣の形状が葉の大きさによって違うということです。アズマネザサのように葉が細かったり小さかったりする場合には前述のように葉の先端部に筒状の巣を形成します。しかし、葉が大きかったり広かったりする場合には葉の一部を噛み切り、そこを折りたたんで巣を作るのです。それはちょうどダイミョウやミヤマの巣と似ていました。 二つ目としては形成される越冬巣の高さです。タケの一種で見つかった越冬巣は何と地上から1.8メートル程の高さで見つかったのです。仕方がないので枝を手で引き降ろして撮りました。 こうしてみるとオオチャバネの越冬巣も様々ですね。 (注)原色日本蝶類生態図鑑 福田晴夫他編 保育社 昭和59年
by clossiana
| 2017-03-03 21:45
| セセリチョウ科
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Comments(2)
食草の葉の大きさや形状によって越冬巣の作り方を変える・・・
オオチャバネセセリの幼虫、なかなかやりますねえ。 立派なアーキテクトだと思います。 海岸通りの一番いい場所にあんな不細工な県警ビルを設計してしまうような何処かの設計事務所はオオチャバネセセリを見習うべきでしょうね。
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clossiana at 2017-03-07 16:22
naoggioさん、コメントありがとうございます。
オオチヤバネの越冬巣について幼虫はフレキシブルに対応しているみたいです。でも図鑑をはじめ、大抵は筒状の巣のことしか記載されていませんので案外と新知見なのかもしれません。建物は周囲に同化しなければ町の景観を損なってしまいます。かってパリ市内にJALが赤い鶴のマークの看板を出して当局から撤去を求められたこともありました。目立てば良いという感覚はどうかと思います。少しはオオチヤバネを見習ってほしいとのご意見に賛成です。
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