自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は東京在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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いつもの公園でのことです。同行のp女史が私を手招きで呼んでいました。
慌てて行ってみるとミドリヒョウモンか又はメスグロヒョウモンの蛹に交尾中のシリアゲムシが取り付いているところでした。 「こういう場面、撮るの好きでしょ?」と女史 「う〜む、これは凄い。。何か凄惨な感じすらするな」と私 「蛹は動けないからね、見つかったらお終いね」と女史 「シリアゲって胴体が細いのに、こんなにでかい相手でも餌にするんだ!食べきれるのかな?」と私 「でかくても♀は食べるのよ、何せ卵を産まなきゃならないからね。栄養は必要なのよ」と女史 「違うな。。もともと♀は貪欲だからじゃない?」と私 「そりゃそうよ、それに、ほら蛹の一部が光ってるでしょ、女は光ものも好きだから」と女史 「・・・・・・ 」と私 ![]() ![]() ![]() ところが目の前で繰り広げられている光景は容量で言えば自分の身体の何倍もの餌に取り付いている姿だったのです。こういうでかい餌での記録の有無を調べてみると愛野緑さんが2007年の6月6日に「ヒオドシチョウの蛹から吸汁している姿」をアップされていました。このシリアゲムシはやはり相手が動かなければサイズには関係なく貪るようです。 このシリアゲは蜘蛛の巣にかかった獲物を横取りするのも得意技のようですが時には、その蜘蛛から逆襲もされるようです。 ![]() このミドリヒョウモンか又はメスグロヒョウモンの蛹ですが、じ〜っと見つめていると上の写真は牙をむき出しにした鬼の面相が浮び上がって来ます。下の写真は鬼が一転して何かにこまっている時のアライグマの面相が浮かび上がってきます。これは恐らく蛹は動けないので捕食者を睨みつけているからでしょう。 ![]() ![]() ■
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by clossiana
| 2015-06-05 21:24
| その他
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Comments(8)
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自然の摂理とは言うものの、厳しいですねぇ。チョウの蛹の天敵は
いろいろありそうですが、ひ弱そう(に見える)シリアゲムシまで おまえもかにはビックリです。 クロアゲハの蛹にバッタの仲間やクロオオアリ、ハナバエなどがや って来て、結局背中?を大きく喰い荒らされました。逃げられない 分リスクは高いですね。 >もともと♀は貪欲だからじゃない? つれあいに対しこんな怖ろしい言葉は、怖いもの知らずの私さえ吐 けません。勇気(蛮勇?)がありますねぇ。爪の垢をお送りくださ い。(^-^)v
>上の写真は牙をむき出しにした鬼の面相
>が浮び上がって来ます。 >下の写真は鬼が一転して何かにこまって >いる時のアライグマの面相が浮かび上が >ってきます。 この感性お見事ですね! 気持ちだけですが「座布団1枚」贈呈しま す(笑)。
相変わらずユニークなP女史との会話、楽しませて頂きました。
シリアゲムシ、怖いです。蜘蛛も凄いです。 ヒョウモンの蛹も怖いです。 でもみんなどことなくユーモラスでもありますね。
蛹や幼虫は私の目にはとんと入ってきませんが、細かに探すと色々なドラマがあるんですね。
ここのところ、里山ではシリアゲムシをたくさん見かけますが、ずいぶん獰猛ですね。 蛹の固い殻も問題にしないんですね。 困ったアライグマの顔、逆さにしていただいて初めてわかりました。 発想がユニークですね。
uke-enさん、コメントありがとうございます。
どの蝶でも蛹を見つけるのは大変ですが、それでも補食性の昆虫の方はしっかりと探し当ているようです。何せ見つかれば逃げられませんから実に危うい期間ですね。自然の摂理とは言え厳しいですね。女史との会話は余計な脚色などせずに、ほぼ忠実に再現しています。そうでないと更に逆鱗に触れてしまうからです。
himeooさん、コメントありがとうございます。
蛹や前蛹、幼虫などの面相は、そう思って見ていなくても自然に何かに見えてしまうのです。逆さにしなくても見えてくることもあります。不思議なのは一部のタテハ類の蛹に見られる光った部分です。あれが色々な面相に見える元になっているのですが、一体、何の為についているのか?が良くわからないのです。
naoggioさん、コメントありがとうございます。
この頃は年のせいか公園を歩き回るだけでも後半は疲れてしまい、女史との会話も気遣う余裕など失せてしまい横着になっています。でも、これも年のせいか、年のお陰か、女史が反論してきても幸いにして半分位しか聞き取れなくなっています。虫たちは一生が短くて必死な筈なのに、ユーモラスなのは救われます。
ダンダラさん、コメントありがとうございます。
蛹や幼虫は私もなかなか見つけられません。羽化シーンであっても同じです。先日は羽化直後の翅を伸ばしているオオヒカゲを見たのですが、そのすぐ横にもう1頭が翅を伸ばしていたのに気付けませんでした。シリアゲは一見、ひ弱そうですが獰猛さを隠し持っているとはびっくりでした。フィールドでは発見の連続です。
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