自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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(吸蜜、吸汁の記録)
足元からテング♂が飛び立ちルーを追っ払ってしまいました。 「あぁ~余計なことするなょ。。」と内心では思ったものの考えてみれば、このテングがルーを追うシーンを見るのは初めてでした。 それで気を取り直してテングに注意を向けていると今度は或る樹の枝へと向かいました。 するとそこには、その樹の花で吸蜜中の別のテングの個体(恐らくは♀)がいたのです。 ♂は、その吸蜜中の個体にじりじりと近寄っていきました。なので直感的に「これは交尾が成立するかもしれない」と期待を抱かせました。 でも吸蜜中の個体は全く動ずることもなく吸蜜に専念している様子で♂は近くでもじもじとしているだけでした。その時です。近くの枝先の花穂にルーがいるのが見えたのです。 すぐに「吸蜜してるに違いない」と閃きました。 私の知るところではルーの吸蜜植物として今までに記録されているのは4種です。 即ち、アセビ、ヒサカキ、イズセンリョウ、キブシの4種です。 今、目の前でルーが吸蜜をしている植物は名前はわからないものの少なくとも既知の4種ではないことははっきりしていましたので「やった~5種目だ、テングさん、ありがとう」と心の中で叫びました。帰ってから調べてみると、この植物はタチヤナギのように思われました。しかし定かではありません。どなたかご存知の方がおられましたら教えて頂けると嬉しいです。 この日はルーの吸汁行動も観察出来ました。と言いましても撮っている時には気付いていません。帰って写真を拡大して初めて口吻が伸びていることに気付いたのです。 恐らくは葉についているキジラミ?の仲間の排泄物ではないかと思っています。 キジラミの仲間の排泄物での吸汁はムラシたムラツでは時々見られますが、ルーのキジラミでの吸汁行動は私には初めてでした。
by clossiana
| 2015-04-10 21:00
| シジミチョウ科
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Comments(8)
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banyan10 at 2015-04-11 19:10
柳で吸蜜する蝶は結構多いですが、目立たないので気づきにくいですね。
残念ながら柳の種類は詳しくないので分かりません。 柳が咲く時期はまだヒルは大丈夫でしょうか?(^^; その2もあるのでしょうか。何が出てくるか楽しみです。
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大きくなるからと家内がヤナギ類を植えさせてくれないので、同上です。
もう少し葉が大きくなればある程度分かるのですが、円形らしい托葉が 見えるようなので、アカメヤナギ(マルバヤナギ)かもしれませんね。
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himeoo27 at 2015-04-14 20:54
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clossiana at 2015-04-15 19:51
banyanさん、コメントありがとうございます。
仰られていますように、このヤナギでの吸蜜はテングがいなければ絶対にわからなかったと思います。背丈がありますしヤナギの花穂が白い上にルーも白っぽいですから。。 ヒルはたまたまかどうか、この日はいませんでした。その2は「痛恨の記」ですが、よろしければ、ご覧下さい。
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clossiana at 2015-04-15 19:58
uke-enさん、コメントありがとうございます。
このヤナギも背丈は3m?くらいありましたので、あの写真は枝の下に立って、ほぼ真上に向って撮ったものです。従い、植えられないのは賢明かと存じます。ヤナギに限らずですが、もう少し植物について詳しくなりたいです。葉が未だ小さかったですから大きくなっている時期にもう一度行ってみます。
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clossiana at 2015-04-15 20:00
naoggioさん、コメントありがとうございます。
あの日はいつもの年のようにヒサカキでの吸蜜も見られました。昨年の大雪の影響とかの後でしたから、このヤナギでの吸蜜が見られたことにもまして、元気そうな様子が確認出来たことが嬉しかったです。この写真は真上に向って撮ったものですので綺麗に撮れた?のは偶然です。
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clossiana at 2015-04-15 20:01
himeooさん、コメントありがとうございます。
この種は越冬前には吸蜜が観察されていません。ですから羽化後は殆ど水分とミネラルだけで過ごしていて越冬明けに初めて糖分を摂取しているような気がします。ですから仰られていますように、やはりぺこぺこで来るべき交尾や産卵に備えているのでしょうね。このシーンは必死で撮りました。
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