自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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以前にも取り上げたテーマです。
オオヒカゲの越冬幼虫は食草であるカサスゲの地表から数センチ位の場所に陣取っています。 カサスゲのその部分はこの時期でも緑色を保っていて、そこに隠れているのです。 さて一方のカサスゲですがこの植物は湿地性ですから、じめじめしている場所に生えています。 又根元が水につかっている場合も普通に見られます。 そんな場所にもし大雨や大雪が降ったりすればオオヒカゲのいる場所は冠水してしまいます。 又雪国では春の融雪期には当然、水位が上がり同じ様に冠水してしまうのでしょう。 私の疑問は「オオヒカゲの幼虫は何故そういう危うい場所で越冬をするのだろうか?」ということです。 同じカサスゲを食べているヒメジャノメの幼虫はオオヒカゲよりも更に低い位置にいます。 これは恐らく体色が薄茶色だから根元付近の方が身を隠すには都合が良いからなのでしょう。 でも大雨や大雪が降ればオオヒカゲよりも一層危うい場所です。 こちらも併せて「何故なんだろう?」との疑問を抱かずにはいられません、 関東では冬に大雨や大雪がが降ることは余り多くはありませんが先日は2度にわたる大雪に見舞われました。 もう殆ど溶けてしまいましたが「あれだけ降ったのだから、きっとオオヒカゲは生き残れなかったに違いない」と思い、それを確かめるべく、いつもの観察場所へ行ってきました。 すると以下の観察が出来ました。 ◎幼虫の数は2月初旬に比べて激減していた。 ◎しかし生きている個体も見られ、その個体がいる場所は激減した場所に比べて幾らかでも高い場所という訳ではなかった。 ◎雪は僅かに残っているだけであったが水位が上がっているような様子は見られなかった。 ◎ヒメジャノメの幼虫はかなり探したのですが全く見られなかった。 という訳で、この大雪の影響はあったのか?幼虫の個体数が激減した理由は何なのか?生き残っていた個体は何故、生き残れたのか?等々、全く何もわからないまま引き揚げてきました。
by clossiana
| 2014-02-28 21:41
| 蝶の不思議
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Comments(2)
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by
himeoo27 at 2014-03-02 18:53
オオヒカゲは北海道には多く生息していると聞いた
ことがあります。あちらではどのように越冬している のでしょうか?
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by
clossiana at 2014-03-04 21:52
himeooさん、コメントありがとう御座居ます。
北海道のオオヒカゲの成虫は子供の頃に良く見ていましたが本州産よりも水辺に執着する度合いは薄いように思えます。しかし主要な食草は同じカサスゲのようですので羽化後に水辺から離れるのかもしれません、いずれにしましても越冬中の幼虫は見たことがありません。今頃は雪の下なのでしょうが春の雪解け時にどうやって水没するのを防いでいるのか興味津々です。
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