自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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一昨年の今頃は皆さんのブログがウラミスの開翅シーンで盛り上がっていました。
でもその頃の私は開翅シーンどころかウラミス自体を殆ど目撃もしていませんでしたから「これは子供の頃の虐殺の祟りに違いない。。」などと考えたりしていました。但、祟られる程の虐殺をした割には、この蝶の開翅を見た記憶が無いのが不思議でもありました。 恐らく当時は、この蝶を見つけ次第にネットを振り回していましたから、ちゃんと見る余裕などなかったのでしょう。 さて先日、いつもの観察場所へ行った時ですが、すでに先客がおられたのです。 その方は草の葉の上に佇んでいるウラミスの前にして、どっかと腰をおろしていました。 聞けばウラミスが開翅するのを待っているとのこと。 すでに相当の時間をその姿勢で待っているとのことでしたので「ちょっとLEDライトで照らしても良いですか?」と尋ねました。 すると「ああ、いいよ」と仰られましたのでライトで照射してみました。 ところが。。何も起こりませんでした。 ウラミスは相も変わらずじっとしているだけだったのです。 当日の天気は曇り、気温は24度前後でした。 「一体、どういう条件下でこの蝶は開翅するのだろう?」との疑問だけが残りました。 しばらくして付近で別の個体を見出しました。頭上より高い位置で距離も2mくらい離れていました。 しばらくその個体の様子を見ていると何と開翅をしたのです。 鮮やかなブルーが目に飛び込んできました。 それで大慌てでシャッターを2〜3回、押しました。後で見てみると私にしてはまともな出来映えで奇蹟が起こったとしか思われませんでした。 開翅した時間はほんの僅か、一分未満でした。 その後には翅を閉じて、すぐにパラパラと上方に向って飛び立ちました。 このことから私はこの蝶の開翅とは飛ぶ前のウォーミングアップではないかと考えるに至りました。皆さんのご経験をお聞かせ下さい。 おまけ
by clossiana
| 2013-06-14 22:06
| シジミチョウ科
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Comments(8)
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hemlenk at 2013-06-15 04:19
いいですねー(=^・^=)
ウラミスジ!ほんとに近年出会えなくなりました(^_^;) 写真を撮りはじめた頃は、山梨でけっこう吸蜜なども見られたのに… 開翅なんかその頃から一度も見ていません(T_T)/~~~ 個体数がけっこういそうで、いいところですね。(=^・^=)
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蝶の気持ちはわかりませんねえ。
でも単純そうに見える人間だって、休日天気がいいからと言って必ず出掛けるという訳でもないですし、 蝶もその時々の気分や事情があるのでしょうね。 LEDは効果がある時もあれば全くない時もありますね。 でも開翅の確率が上がる事は確かです(飛び去る確率も上がりますが)。 それにしてもなんとも羨ましい開翅シーンです。
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clossiana at 2013-06-15 10:55
hemlenkさん、コメントありがとう御座います。
この蝶はそんなに開翅をしませんよね。私もhemlenkさんと同じ意見です。それなのに私の使用しているカメラはマニュアル機能がついていません(本当はついているのかもしれませんが。。)ので今回のように手前に葉があるような場合には苦戦を強いられます。でもまぁまぁで良かったです。と言うか奇跡でした。この場所は個体数が多いという訳ではありませんが観察がしやすい場所だと言えるかもしれません。
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clossiana at 2013-06-15 11:05
naoggioさん、コメントありがとう御座います。
私は蝶を含めた昆虫はかなり単純な法則に支配されているのだと思っていますが現実に開翅シーンを似たような条件下で撮られた人がいると思うと、どうしても蝶の気まぐれを罵りたくなりますね。「何でもっと低いところで開翅しないんだ」と。。でも一方では何か微妙な条件の違いがあった筈でそれは何だったのだろうと興味が湧きおこってきます。
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himeoo27 at 2013-06-16 16:36
私は2年前の6月末に栃木県でウラミスジシジミの開翅に
出逢えたことがあります。その時は田んぼの稲で休憩して いた個体が貴兄の推論の通り飛び立つ直前に約30秒程度 翅を全開して舞い上がりました。 追伸 兵庫県のウラジロミドリシジミ、ヒロオビミドリシジミは 蝶の目に強い点光源のLEDランプをスポット的に当て、 光量のある面光源のLEDランプを蝶全体に同時に当て ることにより何とか翅を開きました。
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kmkurobe
at 2013-06-18 21:34
x
確かに開翅直後に飛び去る種類はありそうですね。
私の場合は灌木の上で数分スリスリ数分開翅、一度閉じてまた数分開翅その後飛び去りましたが、薄曇りの中、くもの切れ間の日光が刺激になったような気がします。 でも何回もトライしましたが、この一回だけでした。
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clossiana at 2013-06-19 21:22
himeooさん、コメントありがとう御座居ます。
一昨年のhimeooさんのアップされた写真を大変羨ましく見させて頂いておりました。あの時も開翅して、すぐに飛び立ったのですか。。私は未だ一度しか、そういう場面に遭遇しておりませんので何かを断定することなど出来ませんが、何となく他の種でも似た様な行動をしますからウオーミングアップかな?と思いました。LEDライトは初めて使ってみましたが今回は何の変化もありませんでした。でも他のヒロオビやウラジロで成功するなら引き続き機会があればトライしてみます。
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clossiana at 2013-06-19 21:26
kmkurobeさん、コメントありがとう御座居ます。
ゼフのスリスリは、これはこれで興味深い行動かと思います。一説によれば後翅裏面の肛角付近の黒班と尾状突起との組み合わせで「そらし型」の擬態をしていて、更にスリスリすることで敵を欺くと云われています。ですからkmkurobeさんが観察されたスリスリと開翅、又その後の飛翔は連動しているように思えます。私の場合は日光がありませんでしたから代わりにLEDライトを使ったのですが開きませんでした。やっぱり本物の日光ではないと見破られたのかな?
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