自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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曇り空の日、小径に沿って歩いているうちにヒメヒカゲの発生地へ到着しました。
いつもなら何頭もの個体が飛び交っているのですが、この日は一頭も飛んでいません。 きっと曇天で気温も低いからでしょう。 それでも歩いていると足元からパラパラと飛び立ちました。 飛ぶときには金色に見えました。辺りが暗いときには翅裏の色が光って見えるからでしょうか? でもすぐにとまってしまいます。 それを追って近づいていくとまたパラパラと逃げます。 追わないでいると、やがて「やれやれ。。」とでも思っているかの様に翅を開きます。 この開翅は2〜3秒で、すぐに翅を閉じます。 そしてまた開きます。こんなことを数回、繰り返してから、やがて翅を閉じたままじっと動かなくなってしまいました。 他の個体達もこれと同様に開翅と閉翅を繰り返してからじっと動かなくなります。 こういう光景はこの蝶のみならずヒカゲチョウやジャノメチョウの仲間ではよく見られます。 この開翅と閉翅の繰り返しにはどんな意味があるのでしょう? ○すぐに飛びたてるようにウォーミングアップを計っているのか? ○追われてほてった身体をクールダウンしているのか? その理由が何であれ私には追っ手から逃れたヒメヒカゲが後で「やれやれ、こまった人間がいるものだ。。」とため息をつきながら、つぶやいているように思われました。
by clossiana
| 2011-06-24 20:55
| ジャノメチョウ科
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Comments(8)
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himeoo27 at 2011-06-25 20:08
ヒメヒカゲはまだ見たことがありませんが、裏翅の色彩、意匠いずれもとっても綺麗ですね!そのうち出合いたいです。
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clossianaさんのおっしゃっている行動パターン、確かによく見かけます。人間ですと、バイクで走り始める時、足を地面をこすりそうにだらっとしておいて、スピードに乗ってくるとステップに引き上げるという、あの奇妙な行動パターンに似ています。残留行動とでも申しましょうか。バイクの場合は止まっていたときの足の位置を、蝶の場合は飛んでいた時の翅の感じを、次の行動の中にしばし残す事によって緊張と弛緩の間を埋め合わせているような・・・飽くまで見ていて感じる印象の話でしかありませんが。
ところで最後の写真、いいですねえ。モデルは美人さんですし、止まっている場所も背景も素敵です。容易には撮れないナイスショットだと思います。
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banyan10 at 2011-06-27 10:26
最後の雌の広角が素晴らしいですね。
広角は晴れている日がいいと思っていましたが、薄く見える山並みも味わいがありますね。
兵庫県のものとは斑紋の印象がかなり違いますね。大きい目玉はより大きく、小さい目玉はより小さく、という感じでメリハリがありますね。
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clossiana at 2011-06-29 19:59
himeooさん、コメントありがとう御座います。この蝶は信州でしたら7月の蝶ですから、まだ撮るチャンスはありますので是非見てみて下さい。私はこの蝶はとてもシックな感じですから好きな蝶の一つです。各地で少なくなっていますので、それが心配ですが。。
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clossiana at 2011-06-29 20:05
naoggioさん、コメントありがとう御座います。私はバイクにつきましては何も知りませんので今度、乗っている人を見かけたら注意してみます。この翅の開閉は追われた後ですので、仰られていますように緊張と弛緩の間の行動かもしれませんが、こればかりは蝶に聞いてみたいものです。
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clossiana at 2011-06-29 20:08
banyanさん、コメントありがとう御座います。♂も♀もほぼ同数いたのですが気がついたら♂を沢山、撮影していました。地上付近にとまることが多い蝶ですが最後の♀は追いかけているうちに目線位の位置にとまってくれて幸運でした。
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clossiana at 2011-06-29 20:14
furuさん、コメントありがとう御座います。私は西日本産を見たことがありません。その昔、ヒョウモンモドキを撮りに行った時に挑戦したのですが見れませんでした。やはり少し違っていますか?個体変異の多い蝶ですので地方変異につきましては図鑑を見ていてもピンとこないのが正直なところです。
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