自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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夏チャマの様子を見に今シーズンは2度程出掛けたのですが、2度目の時はいつものpapilabo女史の他に「my蝶あるばむ」のgrassmonblueさんと御一緒させて頂きました。
grassmonblueさんは日本チョウ類保全協会の活動の一環として、今までに2度もチャマダラセセリの発生状況の調査をされていましたから現地に向かう道すがら、車中では他の発生地の状況等を色々と教えて頂き、大変勉強になりました。 さて今回ですが行った先などは伏せさせて頂きますが、2ヶ所の発生地を見て周りました。 そして、結果ですが発生状況はさておき、保全の観点からは両方の発生地ともほんの少しですが明るいきざしが見えなくもありませんでした。 まず最初の地ですが、そこは非常に厳しい監視体制下となっていたのです。 パトロール車が頻繁に行き来していて、現に調査中の我々3人も監視人からレッドカードを突きつけられたのです。その監視人と色々な話をさせてもらったのですが何とも頼もしい限りでした。 これは地元の方々の保全活動です。 もう一ヶ所の方は夏ともなれば発生地にススキやノイバラが繁茂してチャマの好きな裸地などは殆ど無くなりかけていたのですが、ここもある理由に依り、明らかに裸地が増えていました。 これはgrassmonblueさんに依れば日本チョウ類保全協会の働きかけによるものではないかとの事でした。 今回は奥歯にものがはさまったような言い方ですが、御理解下さい。
by clossiana
| 2010-08-16 12:55
| セセリチョウ科
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Comments(16)
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banyan10 at 2010-08-16 17:56
僕も初めて夏チャマを見てきたところです。おそらく全く違う場所ですね。
保護活動をしっかりやっている場所があるのは嬉しいことですね。 複数の良いポイントがあるのは少し安心しました。
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chochoensis
at 2010-08-16 19:12
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clossianaさん、チヤマダラセセリもそんな状況なのですね・・・心配です・・・保全活動がなされているのは頼もしいですね。
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grassmonblue
at 2010-08-16 19:41
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その節は大変ありがとうございました。
このような機会を与えていただいたこと感謝です。 ポイントにたどり着いたとしても、1人では見つけることは不可能だったでしょう。私にしてみれば奇跡的でした。 また、パトロールの人と交流でき、いろいろな実態も聞けたことも、良かったですね。 チャマの環境に改善の兆しがあるようなので、本種の衰退に歯止めがかかるとよいですね。
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maeda
at 2010-08-16 21:08
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北海道の春型と比べると明らかに紋の小さいチャマですね。
十勝の春型から得られる卵を飼育すると夏型が出ますが、それと比較しても紋が小さいようです。
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clossiana at 2010-08-17 22:12
banyanさん、コメントありがとう御座居ます。場所は全く違う所ですがbanyanさんの推測出来る場所です。
保護活動については今一つな感じですが何もしていない状態からすれば大きな前進であると言えるかもしれません。 いずれにしましても保全協会と手を組んだ方が良いような気がしています。なるべく近いうちに事務局と打合わせを考えています。
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clossiana at 2010-08-17 22:12
chochoensisさん、コメントありがとう御座居ます。チャマダラセセリは全国的に個体数の減少が懸念されています。
今回、行った先では少なくとも生存の確認は出来ましたが他の地域では状況はもっと悪いと聞いています。 保全活動が始まっていますので何もしていなかった頃よりは未だ良いのかもしれませんが、その成果が目に見える程にはいたってはいません。 取り敢えず事務局に報告をする予定です。
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clossiana at 2010-08-17 22:13
grassmonblueさん、先日はお疲れ様でした。又色々とお世話になりましてありがとう御座居ます。夏型のチャマは地味ですので地表を素早く飛ぶと
私も目で追いかけるのが大変ですが、その点はp女史にお任せしています。パトロールの方との話の内容が、それ以前にgrassmonblueさんからお聞かせ頂いていた内容と符号がぴったり合っていましたのでびっくりしてしまいました。環境の保全につきましては近い内に事務局と打合わせの機会を持とうと思いますが、よろしければ御一緒に如何ですか?
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clossiana at 2010-08-17 22:13
maedaさん、コメントありがとう御座居ます。夏チャマは斑紋が小さいですから春より、はるかに地味になります。maedaさんの見られている北海道産とは比べものにならない位です。この地味な蝶が地表を素早く飛ぶと、もう私には目でも追えないのですが10年位前までは未だ個体数が多かったですから見失っても立っているだけで次の個体が現われたのです。従い必死になって追う必要がありませんでした。今では、特に夏は余り標高が高い所でもありませんから暑いし少ないしで追うのは大変です。
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crysozeph at 2010-08-18 19:16
夏型のチャマは、だいぶ雰囲気が変わりますね。撮影できるのも保護のおかげなのですね。そう考えると地元の方々の活動には頭が上がりません。
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ヘムレン
at 2010-08-18 21:08
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素晴らしいフィールドですね。
フィールドの新規開拓というのは、とても大変ですね。 特に遠くのポイントは何度も足を運ばないといけませんし・・。 それにしても、夏チャマ・・・春型とはひと味違って、とても愛らしいですね(^^)
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hirax2 at 2010-08-18 23:04
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thecla
at 2010-08-18 23:36
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夏チャマの斑紋、地味ですがいいものですね。
ただ、暑いのが堪えそうですね。
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clossiana at 2010-08-20 17:46
crysozephさん、コメントありがとう御座居ます。春チャマを見に行った時に個体数が激減していましたので様子を見ておこうと思いました。保護の方は最も大事な事はチャマの発生しやすい環境を維持する事ですが、その点において地元の方々の活動には頭が下がります。
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clossiana at 2010-08-20 17:49
ヘムレンさん、コメントありがとう御座居ます。今回は新規のフィールドの開拓ではありません。以前から知っていた場所の様子を見て来ただけです。夏チャマは春チャマよりも地味な感じですが、それはそれでなかなか魅力的です。春チャマとは違う花で吸蜜をしますので夏らしい絵になります。
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clossiana at 2010-08-20 17:52
hirax2さん、コメントありがとう御座居ます。夏チャマの翅表は春チャマより地味ですが裏面は春チャマより渋みがあると思います。産卵は個人的には初めての撮影ですが、産卵そのものは今までにも何度か見た事があります。上の個体も産卵を繰り返しましたのでなんとか撮ることができました。
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clossiana at 2010-08-20 17:55
theclaさん、コメントありがとう御座居ます。さほど標高の高い場所ではありませんので斜面を上り下がりすると汗びっしょりとなります。チャマの保全活動につきましては保全協会の現在の状況をあまり知りませんので今度どこかでお会いした時にでも教えていただきたいと思っています。
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