自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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11月28日分です。
この日の観察の目的は各集団の個体数の推移の確認は勿論ですが他には各集団の地表からの高さの測定及び最近、観察コース外に発見したマテバシイ集団に日が当たる時間が本当にないのかどうかの確認です。 というのもこの集団は今迄の常識とは裏腹に北東向きの樹上に形成されているからです。 現地には10時頃に着きましたが、この日は気温が高く(18〜19℃)て晴れていましたので、すでに集団から飛び出た個体が周辺に散っていました。 それで集団の個体数をカウントしてもデータとしては意味をなさないと考えカウントするのは辞めました。 コースを見て回っていましたら熱心にムラツを撮影されている方が目に留まりましたので行ってみると「探蝶逍遥記」のfanseabさんでした。 fanseabさんとは昨年のムラサキツバメの撮影会以来ですので本当に久々の嬉しい再会でした。 そのfanseabさんから「ハクモクレン集団が見られないこと」「それは前日にbanyanさんも確認されていること」等をお聞きしましたので早速、同行のpapilaboさんと3人でハクモクレンを見にいきました。 すると確かにハクモクレンはもぬけの殻状態でした。 それで周辺に落ちている葉をひっくり返したりしてみたのですがムラツの死骸らしきものは見当たりません。 しかし周囲を2〜3頭のムラツが飛び回っていましたので「葉と一緒に落下したものの気温の上昇とともに地上から飛び立ったのだろう」と推測しました。 これについては後で帰宅後に写真をチェックしましたら集団が形成されていた葉は未だ落ちてはいませんでした。 つまり陽気に誘われて周囲を飛び回っていただけのように思われます。 その後3人でマテバシイ集団を見に行きました。 この集団は前述のように北東向きの薄暗い場所に形成されています。 行った時もやはり日は当たっていませんでした。 それでこの集団をきちんと撮影するのは至難の業なのです。 近接撮影も試みたのですが案の定ボケボケ写真ばかりでした。 しかしfanseabさんはものの見事に撮られていますので、そちらをご覧下さい。 撮影中に何かの気配に驚いた集団は全個体が一度にパッと飛び散りました。 そして少し離れた日が当たって明るいツツジの植え込みなどで盛んに翅を開いて日光浴をする姿が見られました。 予想に反して♂個体が多いように思われました。 fanseabさんとお別れした後、他のモクレン等を見回って帰り際にもう一度このマテバシイの樹を見てみたら、すでに3頭が戻ってきていて同じ葉に陣取っていました。 又そこから20cm位離れた葉にも2頭が見られました。 この一連の行動、即ち四散、日光浴、再集合は私にはちょっとショックでした。この蝶がどのように集団の所在を認識しているのか? 又ひいては集団の形成場所の条件など今迄の観察の結果を真っ向から否定するものだからです。 しかし話が長くなりますのでそれは観察が一段落してからとします。 fanseabさん、お疲れさまでした。又色々と教えて頂きありがとうございました。
by clossiana
| 2009-11-30 21:17
| シジミチョウ科
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Comments(4)
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fanseab at 2009-12-01 07:18
先日はお疲れ様でした。ハクモクレンはてっきり葉が落ちたと思っていました。これまでマテバシイにあまり注意を払っていなかったので、これからは、少し注目する必要がありますね。
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これだけ見事に出払ってしまうと、その後再集合するとしたら何を基準に集まってくるのでしょうかね。
微気象といっても似たような葉はあるでしょうし・・・ 最初に止まった1頭にひきつけられるとしたら、この次は違う葉に集団ができてもおかしくないですね。 次の観察が楽しみです。
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clossiana at 2009-12-01 19:57
fanseabさん、先日はお疲れ様でした。未だアップしていませんが11月30日の観察では葉がすでに落ちていました。しかし隣のヤマモモに新たに4頭の集団がいました。ですから一部が移動したとしか思えません。あのハクモクレンの葉が落ちてから移動したのか、その前に移動したのかはわかりません。マテバシイの集団は16頭全個体が戻っていました。この集団は注目に値すると考えています。fanseabさんも仰られていましたように昔はマテバシイばかり探したものです。あの頃を懐かしがっているだけではなく、もっと初心に帰る必要があるかもしれませんね。
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clossiana at 2009-12-01 20:05
ダンダラさん、コメントありがとう御座います。全員が出払ってしまっても大抵は元の葉に戻ります。その正確さは驚異です。その内、ムラツの観察が一段落しましたらアップしようと思っているのですがムラツは視覚以外に絶対にある種の化学物資を頼りにして舞い戻るのだと考えています。それは薄暗いところにあるマテバシイで気が付きました。集合フェロモンよりも蟻が行列を作る際に使われているという道しるべフェロモンのようなものではないかと考えています。それを前提とすると符号が合うのです。
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