自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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ほんの昨年迄、アオバセセリという蝶は目撃することすら、なかなか出来ませんでした。
もともとそんなに個体数の多い蝶ではありませんし又たまに目撃をしたとしても、高い樹の上での吸蜜だったり恐ろしいスピードで飛び回っているところばかりでしたから到底、撮れるなんて思えない蝶でした。 それで、もし仮にこの蝶が撮れるとすれば、それは余程の幸運にでも恵まれ無い限りは絶対に無理なんだと思い込んでいました。 ところが昨年ダンダラさんとbanyanさんに教えてもらった場所では、とても同じ蝶とは思えない程、苦労することもなく撮れたのです。この蝶を撮れるかどうかは撮影条件の良いところを知っているかどうかにかかっていると確信したのでした。 そんなことで昨年に味をしめた私は先日、5月15日にこの蝶を見に同じ場所へと行ってみたのです。 するとすでに先客がおられました。chochoensisさんです。 アオバの出現を待っておられたのです。 とそこへアオバが現れましたので御挨拶もそこそこに同行のpapilabo女史と3人で早速撮り始めたのです。 飛んできたアオバはすごく気前の良い個体で、それから40分位の間ずっと吸蜜を続けてくれましたので3人とも交代しながら撮らせてもらえたのです。そして、こんな風に長い間、撮らせてもらっているうちに段々と今迄は気がつかなかったアオバの秘密も知ることが出来たのでした。 秘密 その1:後翅の先端はフリルのようになっている。こんな翅の形状でよくあんな猛スピードで飛べるものです。 秘密 その2:腹部の裏側にもオレンジラインを持っている。 秘密 その3:吸蜜をしばらくすると何処かへ行ってしまうが、一定の時間が経つと舞い戻ってきて、このパターンを繰り返す。 秘密 その4:真上から見ると尾端が頭部に見える。これはこれで鳥などの捕食者に対して役にたっているのかもしれませんね。 秘密 その5:翅の色は太陽光線の当たり具合で七変化する。この為、良い色で撮ろうとして皆さん、苦労されるのですが、その点私は撮れさえすれば満足出来ますので気楽にやれる。 秘密 その6:おデブである。。。そんなことはオマエにだけは云われたくないとアオバは思うでしょうが。 最後になりましたがchochoensisさん、先日は色々とお世話になり、ありがとう御座いました。又ダンダラさん、banyanさん、あの場所に再度行かせてもらいました。ありがとう御座いました。
by clossiana
| 2009-05-20 18:03
| セセリチョウ科
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Comments(10)
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chochoensis
at 2009-05-20 21:36
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clossianaさん、大変お世話になりありがとうございました。=秘密=とても興味深く読ませて戴きました・・・特に「フリルの秘密」良く観察されていますね・・・驚きました。すばらしい観察眼です!小生の写真・・・ありがとうございました・・・。
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愛野緑
at 2009-05-20 22:33
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clossiana at 2009-05-21 07:48
chochoensisさん、コメントありがとう御座居ます。又先日は突然にお邪魔させて頂き、すみませんでした。アオバセセリの後翅の形状が他の蝶と違って直線状になっていない点は撮っている時には夢中でシャッターを推し続けていただけですので気付きませんでした。帰ってから大量の写真を見て初めて「おやっ?」と思ったのです。
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clossiana at 2009-05-21 07:59
愛野緑さん、コメントありがとう御座居ます。アオバセセリを真上から撮るとあんな風に見えるとは全く予想外でした。アオバを撮ろうとして、やみくもにシャッターを押し続けたら思わぬ発見に遭遇したのです。これがもし一種の擬態だとすれば後翅がフリル状になっている意味がわかりますが果たして?
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banyan10 at 2009-05-21 18:41
ここはダンダラさんの見付けたポイントなので、僕の名前を何度も書かれると恐縮してしまいます。
ちょうど良いタイミングで到着したようですね。 僕も撮影はいろんな角度から撮っていますが、掲載するのは横の写真になってしまいます。
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cactuss at 2009-05-22 00:07
先日、行った所と同じ場所だと思いますが、結構、長時間モデルになってくれたんですね。時刻はどれくらいでしょうか。
アオバセセリ、きれいに撮れていますね。chochonesisさんとpapilaboさんの姿も撮影のスタイルが良く出ていて、おもしろいですね。
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clossiana at 2009-05-22 07:31
banyanさん、コメントありがとう御座居ます。そうですね、ちゃんとした写真を掲載しようとすれば間違いなく横の写真になると思います。ただ動きが早いので結果とすると大量のいろんな角度のものが残ってしまい、今回はその中から選びました。banyanさんのいろんな情報、例えば「未だウツギはつぼみですよ」等にはいつも本当にお世話になっています。
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clossiana at 2009-05-22 07:43
cactussさん、コメントありがとう御座居ます。あの日の時刻は一回目が11時〜11時40分、二回目が0時20分〜0時50分、三回目が1時15分〜1時20分。それぞれ大体の時間です。三回目は間違って驚かせてしまいましたので吸蜜途中で逃げ去りました。お二方の撮影スタイルですが、ある程度撮った後ですので余裕の撮影ポーズです。
後翅の模様はほんとにツマグロヨコバイのに似ていますね。
きっと働きも似ているんでしょうね。 飛翔に必要なパワーは前翅が産み出してくれるので、後翅は水平尾翼的な使い方だと思います。フルフルの部分も結構開いているようです。拙HPに飛翔中の後翅の様子が若干わかる写真があります。 お二人の撮影スタイル、懐かしいです。
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clossiana at 2009-05-22 17:53
ダンダラさん、コメントありがとう御座居ます。再度あの場所へ行かせてもらいました。真上からの写真は偶然ですがあの角度から撮ってみてドキッとしました。もし後翅がフリル状になっていなくて他の蝶と同じように直線だと、ああいう風には見えないのですから、ちゃんと意味(ひょっとしたら擬態?)があったんだと思い込んでいます。でも本当はどうなんでしょうね?
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