自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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例年であれば何頭かのヒオドシが越夏する様子を見ることが出来るトイレも今年は7月に僅かに1頭が見られただけであり、その1頭も8月初旬には行方不明となりました。その後、8月下旬に1頭の姿を確認出来たのですが、この個体もまた長居することはなく、その次の観察時である10日後位には何処かへ消え失せていたのでした。
今年はそんな経緯だったのですが10月末に訪れてみると何と1頭が天窓でぱたぱたとしていたのでした。当日のトイレの外の気温は10℃くらいでしたが晴れていましたので天窓付近は幾らか暖かかったのでしょう。又、当日はトイレ内にヒオドシの死骸も1頭分、落ちていました。この合計2頭のヒオドシはその前の観察時にはいませんでした。このことから、この2頭は10月中旬~下旬の間に何処からともなく飛来してきたことがわかります。秋期におけるヒオドシは目撃例が少ないのですが、この間に活動をしていることの裏付となる証をまた一つ得ることが出来ました。 さてその後、11月中旬になってからトイレを再訪してみると、ヒオドシの姿はありませんでした。死骸も落ちていませんでした。けれど、このいなかったという事実も、この蝶が10月末~11月中旬の或る時点で行動をしたことの証ですし、それに当トイレが越冬場所としては不適であることを再確認することも出来ました。 それにしても一体、何処で冬を越すのでしょう?
by clossiana
| 2017-12-15 08:50
| 蝶の不思議
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Comments(6)
この場所は標高800mほどで、10月中旬~11月初旬の間に夏眠個体が
いなくなってしまうとすれば、それがそのまま越冬地に向かうとする といつどこでどのように栄養補給をしているのか気になります。 もう1点は、越冬のためより気温の低い高所に向かうことは考えにく く、当然ある程度低い場所に移動しているものと推察され、秋にも翌 春にも二段階で移動するとは考えられないのでしょうか。
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そうですねえ、確かに秋にヒオドシチョウを見かけた事は1回(それも飛翔中でしたから絶対とは言えませんが)しかありません。
でもclossianaさんの観察から、秋にも盛んに移動して越冬場所を探していることは明らかですね。
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himeoo27 at 2017-12-16 19:01
ギフチョウを撮影するために神奈川、長野、新潟などの
ポイントに出かけると越冬したと思われる多くのヒオド シチョウを見かけることより何処かで冬を乗り切ってい ると思うのですがまだその姿を観察したことが有りませ ん。どんな場所で冬を過ごしていると思いますか?
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clossiana at 2017-12-17 16:18
uke-enさん、コメントありがとうございます。
長年、ヒオドシの観察をしているのですが実際のところは、わからないことだらけなんです。越夏と越冬の間には栄養補給をしなければならないのでしょうが何処でどんなもので摂取しているのか目撃記録もありません。或いは何も摂取していない可能性もあります。2段階の移動もあるかもしれませんが、これも白紙の状態です。秋以降の半年間もの記録は皆無に近いのです。
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clossiana at 2017-12-17 16:19
naoggioさん、コメントありがとうございます。
越夏の場所から越冬の場所へ移動するのは間違いがないのですが、それが何処に消え失せてしまうのかが全くわかりません。越冬の記録は私の知る限りでは“スダジイの根元のほこら”一例のみです。これは「チョウの話」に載っていました。他のタテハの仲間に比べて個体数が少ないわけでもないのに殆ど誰も見ていないというのは全くの不思議です。余程、巧妙に隠れているのでしょう。
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clossiana at 2017-12-17 16:20
himeooさん、コメントありがとうございます。
他のタテハ類から類推出来るような場所であれば、今までに誰かが見ている筈です。にも関わらず目撃例が殆ど無いことから考えれば先ず人工的な造形物は候補から外せそうです。入り口が狭くて中が見えないような“樹のほこら・うろ”又は“岩の割れ目の奥深く”などが候補かな?などと考えています。tef_tefさんが仰られていましたが、先ずは秋に活動中の個体を見つけて、その周辺をくまなく探すしかないのかもしれません。
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