自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
フォロー中のブログ
90% Papillon... 登山道の管理日記 てくてく写日記 愛野緑の撮影記録 蝶の観察記録その2 呑むさん蝶日記 蝶・チョウ・ゆっくり歩き... 鳥蝶ビデスコ フィールドノート 四季彩散歩 小畔川日記 探蝶逍遥記 ヘムレン の Natur... 蝶の玉手箱 安曇野の蝶と自然 NATURE DIARY みなみかぜ通信 ヒメオオの寄り道 うすばしろちょう ひらひら探検隊 NPO法人 日本チョウ類... たかがヤマト、されどヤマト 秩父の蝶 カテゴリ
全体 プロローグ 蝶の思い出 私の宝物 蝶の不思議 アゲハチョウ科 シジミチョウ科 ジャノメチョウ科 シロチョウ科 セセリチョウ科 タテハチョウ科 マダラチョウ科 テングチョウ科 いろいろな蝶 いろいろな虫たち 蛾 類 カミキリ類 トンボ類 その他 以前の記事
最新のコメント
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
9月下旬の或る日、いつもの公園へと出かけてきました。
本来の目的はミスジチョウ、イチモンジチョウ等の幼虫の観察でしたが両種とも見つかりませんでした。それで、それなら久々にオオヒカゲを様子を見てみようと方針を変えました。 と言いますのは例年であれば、すでにカサスゲにはオオヒカゲの卵塊が見られる筈だからです。 実際、探し始めてすぐに同行のp女史が次々と卵塊や若齢幼虫集団を見つけ始めたのでした。この種については相当の経験を女史は積んでいたからでしょうが、その点について言えば私も同様です。 しかし私の場合は出すぎた腹が、屈んで何かの作業をするってことを拒否していましたし、更にこのところの不順な天候のせいで足元がぬかるんでいましたから、どっかと腰をおろしての卵塊探しが出来ず、それで、女史の脇で、ただぼ~っと立ち尽くしていることしか出来ませんでした。 この日は正午を過ぎたあたりから開翅しての日光浴シーンや複数頭の母蝶の産卵シーンも見られました。どの母蝶もそれなりにスレてはいましたがカサスゲの群落上を低くゆっくりと飛び、産卵をしたがっている様子をありありと見せていました。 但、実際にカサスゲにぶら下がって産卵をし始めても殆どの場合は湿地で近寄れませんでしたので下の写真はかろうじて撮れた幸運の一枚です。 最後に母蝶の受難のシーンです。この時期ですから、いたるところにクモが巣を張り巡らしています。母蝶の1頭がそんな巣にかかっていました。産卵のために盛夏を乗り切ってきたのに、もう少しのところで捕らえられてしまったようです。 さて以前に何年かにわたってオオヒカゲの生態を観察してきましたが途中で他の蝶に目が移ったりして中途半端の終わっています。 しかし本種について私なりには次のような疑問を持っています。 ◎オオヒカゲの主な活動時間は朝・夕であることが知られているが、それは気温が高い盛夏の間も同じだろうか? ◎観察地の公園では吸蜜シーンが見られないが、それは何故だろうか? ◎盛夏を過ぎても生き残っている個体の中には♂も含まれているのだろうか? ◎幼虫の集合性は春まで失なわれないとされているが、それは本当だろうか?冬期間中は余り動けないから一緒にいるだけではないだろうか? ◎図鑑には幼虫の体色として茶色のタイプも存在するとの記載があるが、それは本当だろうか? ◎例え周囲が緑一色でも茶色の蛹が時々見られるが、この体色をコントロールしているのは何だろうか? もう何時まで観察をし続けられるのかわかりませんが、出来ることならもう少し謎解きを続けてみたいです。
by clossiana
| 2016-09-30 21:59
| ジャノメチョウ科
|
Comments(6)
clossiana さんは哲(徹)学者ですから、「痩せたソクラテス」のイメージ
から、そのような体型とは思いもしませんでした。 実はソクラテスはマッチョだったそうですから、やはりソクラテスなんだぁ と再認識しました。^O^
0
Commented
at 2016-10-02 21:16
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
私も近年かがむのが難儀で、足の爪を切るのが一大事業となりました。
撮影の時もかがむより腹這ってしまう方が楽ですね。 ぼ〜っと立っていればどんどん見つけてくれるP女子がいらして、clossianaさんは本当に果報者ですね。 それはともかくとしてオオヒカゲの幼虫、懐かしいです。 私の印象では冬の間幼虫達は食草のかなり根っこの方で別々に過ごしていたみたいですが、数匹の事ですから参考にはなりませんね。 秋にはこんなに見事な開翅が見られる事もあるんですね。
Commented
by
clossiana at 2016-10-03 16:47
uke-enさん、コメントありがとうございます。 ソクラテスの時代は服を腰ひもで結んでいただけのようですからマッチョの人は大変だったでしょうね。私の場合はベルトで締め上げていますから余裕で野山をピョンピュンと駆け回っています。ってな訳ないか。。 そう言えば、先日、人生で初めて頭のてっぺんを蚊に刺されました。そこら辺の毛が薄くなって頭皮がむき出しになると頭も攻撃の対象になるんですね。考えてみれば当然のことでしょうが、今まで全く経験したことがありませんでしたから、これは、かなりショックでしたね。トホホ。。
Commented
by
clossiana at 2016-10-03 16:47
鍵コメさん、コメントありがとうございました。
Commented
by
clossiana at 2016-10-03 16:48
naoggioさん、コメントありがとうございます。
そうですね。年をとると屈むのが億劫になりますね。私などは無理して屈み続けると息が切れてきて、撮るどころではありません。例え女史が卵、幼虫、蛹などを見つけてくれたとしても、そこからがまた大変なんです。別に逃げるわけでもないのにボケ写真を量産しています。若齢幼虫の集合性ですが集合することのメリットがわからないのです。単独でも葉に食いついていますし、保温・保湿も関係なさそうです。あるとすれば天敵対策上かな?開翅は秋でなくても最高気温が28℃位以下であれば時々、見かけています。
|
ファン申請 |
||