自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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成虫で越冬する蝶たちを見るといつも「よくもまぁ、こんな危なっかしい場所で。。」
「よく落っこちないものだなぁ~こんな格好で。。」と感心したり唸らされたりします。 葉裏にひっそりと隠れているウラギンは勿論のことですが、葉表にじっと潜んでいるムラツやルーもそうです。又枯葉の中に紛れ込んでいるムラシにしても同じです。 葉裏であろうが葉表であろうが風が少しでも吹いたりすると葉は翻って裏返しになってしまいます。もっと強い風であれば葉はあおられてクルクルと回り始め、それが長時間に及ぶこともしょっちゅうです。それなのに蝶たちは吹き飛ばされたり落っこちたりしません。まるで“どこ吹く風”って感じで意に介した様子も見せずに、じっとしたまま葉っぱに身を委ねています。 もしもあれが私なら酔っぱらって気持ち悪くなるのを通り越して、きっと気を失ってしまうことでしょう。 さて、何故これらの蝶たちは葉っぱから落ちないのでしょう?そこにはどんな秘密があるのでしょう?それは彼らが足先に爪を隠し持っているからなのだそうです。この爪が葉肉にしっかりと食い込んでいるから葉っぱから落ちないのです。でも爪は足裏ですから撮ろうとしても撮れません。 今まで気付かなかったけどムラサキ3兄弟は、みんなシマシマのソックスをはいてたんだ。。う~む、こりゃあ何とも可愛いなぁ。 ともあれ、寒い時期であれば蝶たちは↑のように超接近してもおとなしく撮らせてくれます。単に寒いから逃げたくても逃げられないだけなのですが、それでも私は「おっ、オマエはなかなか友好的だな。。」などと錯覚してしまい、更に何度も会っていると次第に情が移ってしまい挙句の果ては「お~っ、オマエは寒いのによく頑張っているなぁ」「春までもうちょいだな。。」などと励ましの声をかけたくなってしまいます。 それなのに春先ともなると彼らは態度を豹変させてしまいます。少し近づいただけなのにプィと素っ気無く飛び去ってしまうのです。それで「何なんだ、このよそよそしさは。。」と苦笑いしながら見送るのです。 春になれば しがこもとけて どじょっこだの ふなっこだの 夜があけたと思うべな 東北地方わらべうたの一節 岡本敏明作曲
by clossiana
| 2016-02-12 22:06
| 蝶の不思議
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Comments(2)
いや〜、知りませんでした。
可愛らしいですね。 どうしてこんな所までデザインされているんでしょう? ウラギンシジミも少しだけしましまですね。 他の蝶の足先も見てみたくなります。
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Commented
by
clossiana at 2016-02-18 20:55
naoggioさん、コメントありがとうございます。
私は脚先を撮っている最中でも気付きませんでした。あとで拡大してみて初めてわかったのです。 随分と細かなところまでお洒落がいき届いているのでびっくりでした。 ウラギンの方はご指摘を頂くまで気付きませんでした。 誰も脚先なぞを撮っていないでしょうから撮ってみれば面白いかもしれませんね。
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