自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
フォロー中のブログ
90% Papillon... 登山道の管理日記 てくてく写日記 愛野緑の撮影記録 蝶の観察記録その2 呑むさん蝶日記 蝶・チョウ・ゆっくり歩き... 鳥蝶ビデスコ フィールドノート 四季彩散歩 小畔川日記 探蝶逍遥記 ヘムレン の Natur... 蝶の玉手箱 安曇野の蝶と自然 NATURE DIARY みなみかぜ通信 ヒメオオの寄り道 うすばしろちょう ひらひら探検隊 NPO法人 日本チョウ類... たかがヤマト、されどヤマト 秩父の蝶 カテゴリ
全体 プロローグ 蝶の思い出 私の宝物 蝶の不思議 アゲハチョウ科 シジミチョウ科 ジャノメチョウ科 シロチョウ科 セセリチョウ科 タテハチョウ科 マダラチョウ科 テングチョウ科 いろいろな蝶 いろいろな虫たち 蛾 類 カミキリ類 トンボ類 その他 以前の記事
最新のコメント
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ミスジの幼虫はいつもはカエデの葉上でじっとしていて殆ど動きません。
しかし先日、突然に身体をブルブルと激しく震わせる様子が見られました(拙ブログ2013年9月6日付け)。 この身体を激しく震わせた理由はミスジの幼虫が、小さな虫の接近を感知し、それで威嚇をしたのではないか?と思われました。でも、もしそうだとしても、それをどのようにして感知したのだろうか?という疑問が残ります。 恐らく「虫が接近をしてくる際の振動を感知したのではないか?」と考えた私は簡単な実験をしてみようと思い立ちました。 実験に用いた器具はホンダの営業所からもらった小さな手持ちの扇風機です。 スイッチを入れるとプロペラが回るのですが、その際にモーターの振動が手に伝わってきますし、耳を澄ますとかすかな音も聞こえてきます。 でも幼虫は全く反応しませんでした。 次に器具の一部を幼虫のいる小枝に触れさせて振動が伝わる様にしました。 しかし、幼虫は全く反応しませんでした。 更に小枝と葉柄の連結部分(幼虫が糸で固定している部分)に振動を与えてみました。 やはり同様に幼虫は全く動きませんでした。つまり実験は全くの失敗に終ったのです。 このことから考え得ることは。。 ○ミスジ幼虫が身体を震わせた理由は接近してくる虫の振動を感知したからではない。 ○モーターの振動が強すぎて実際に虫が接近してくる際の振動とはかけ離れていた。 尚、実験当日の天候は晴れ、気温30℃くらいでした。 この実験の失敗が余りに稚拙な方法で行った為であることは明白です。 そもそも小さな虫が接近をしてくる際に立てているであろう、ほんの僅かな振動とモーターが発生させる振動とは、その強さがかけ離れています。 という訳で「振動を感知したのでは?」という考えを捨てきれない私は目下のところは次の手を考案中です。 でも単純に小枝か何かを使って幼虫にいる付近を引っ掻いてみること等が一番、自然に近いのではないかという気がしています。
by clossiana
| 2013-09-27 22:03
| 蝶の不思議
|
Comments(4)
パチパチパチ!
鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いんのショーをありがとうございます。 ストレスがどこかへ飛んでいきました。m(__)m でも、こういう実験しようとする心意気がスバラシイですね。
0
ふ〜む、反応なしですか。
小さな蜘蛛や寄生者などはほとんど振動を起こさずに幼虫に近づくのではないでしょうか? 私はなんとなくですが、幼虫が見ていて気づくのではないかなあという気がします。 或は眼に見えないくらい細い糸が感知器的に張り巡らされているとか。 風などの大きな振動や鳥が近づいたときの振動でいちいち暴れていたら大変ですものね。
Commented
by
clossiana at 2013-10-04 23:37
uke-enさん、コメントありがとう御座居ます。
全くお恥ずかしい限りでuke-enさんの例えの通りでした。こんなことは、後から「なんで事前にわからなかったのだろう?」と首を傾げてしまいますが、事前には「とにかく振動さえ与えてみれば何かはわかるだろう。。」程度のことしか考えてはいませんでした。しかし私の場合は性格上?思いつけば先に動いてしまいますので、当然の成り行きだったかもしれません。
Commented
by
clossiana at 2013-10-04 23:43
naoggioさん、コメントありがとう御座居ます。
幼虫が何を感知したのかですが、幼虫の視覚は何かの本には「殆ど視力はなくて光を感じる程度」と書いてあった様な気がします。私は振動を感知したのでは?という説を捨てきれないでいますが、最後まで残っていた1頭の幼虫が行方不明になってしまったのです。ですから今シーズンはもう再チャレンジも出来ません。こんなことなら、もっと丁寧に実験を計画すべきでした。
|
ファン申請 |
||