自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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以前より越冬前のミスジの若齢幼虫を見てみたいものだと思っていました。
と言いますのは図鑑によれば、食樹のカエデの葉に「すだれ」のようなものを作ってカモフラージュをするとの記載があったからです。 「どんなすだれなんだろう?」 「スミナガシと似た様なカモフラージュなのかな?」 「スミナガシと同じ様に幼虫を探す際の目印になるかな?」 などと思い乍ら探し始めたのですが、すぐに壁にぶつかりました。 それはこの時期のカエデには意外に多くの昆虫やクモ類の隠れ家があることでした。 そのどれもが葉を丸めたりして葉の先端部が茶色になっていますから、非常に紛らわしいのです。 しかも越冬時とは違ってカエデは落葉前ですから当たり前のことですが葉が沢山ついています。 その中から怪しげな葉を探すのは気が遠くなるような作業のように思われたのです。 ところがいつものように同行のp女史が呆気なく見つけてしまったのです。 何でもp女史によれば「すだれ状の葉」を意識した途端に目に飛び込んできたとのことでした。 更に私が撮影に夢中になっている時には、その幼虫から30cmも離れていないところに、もう一頭の幼虫がいるのを見つけてしまったのです。嗚呼。。 ○すだれ状のカモフラージュはわずかで、その部分に幼虫がいるとカモフラージュ部分がよく見えない。 ○葉の主葉脈部分を残して摂食していて、残った主葉脈の部分に身体をむき出しにして鎮座している。 ○体長は8mm内外、薄茶色、終齢のように身体の前部が大きく盛り上がったトリケラトプス風ではなくて、未だ盛り上がり部分が小さい。 ○2例の観察しかしていないが、カエデの葉を手に例えれば中指、人差し指、薬指の部分を食べていて親指、小指の部分は残していた。
by clossiana
| 2012-10-05 22:09
| タテハチョウ科
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Comments(4)
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himeoo27 at 2012-10-07 20:39
コミスジの弱齢幼虫は見つけて貰ったことがありますが
ミスジチョウも同じく怪異な容貌ですね!
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こんなふうにしてすごしているんですか、面白い生態です。
若齢だとまだ奇抜さがおとなしめですが、既にあの形になる準備はできているようですね。 じっと俯いているようなポーズ、可愛らしいです。 P女史のサーチはいつもながら鮮やかですね。 イメージを持つ事、見つかると信じる事が大事なのでしょうね。
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clossiana at 2012-10-13 18:22
himeooさん、コメントありがとう御座居ます。
私は未だコミスジの幼虫をみたことがありませんが本によれば成虫の大きさではオオミスジ、ミスジチョウ、コミスジの順ですが越冬幼虫の大きさでは逆にコミスジ、ミスジチョウ。オオミスジの順なのだそうです。この仲間は皆、怪異な容貌ですのでオオミスジもコミスジも見てみたいです。
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clossiana at 2012-10-13 18:26
naoggioさん、コメントありがとう御座居ます。
未だ終齢幼虫のような凄みはありませんが、でもその雰囲気はすでに持っていました。但、とても小さいので私は見過ごしてしまいました。この日はオオムラサキやオオヒカゲの若齢幼虫も見れましたが、さすがにどれも小さくて老眼の私は撮っていても、まともに撮れたのかどうかさっぱりわからないのが泣き所です。
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