自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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関東へのナガサキアゲハの進出が最初に確認されましたのは文献に依れば2000年のことでした。
又私自身の記録とすれば05年9月に横浜市内の公園で見かけたのが最初でした。 以来、この蝶は着実にその分布を広げているようで、先日は都内江戸川区で道路沿いのアゼリアで吸蜜中の♀個体を目撃しましたし又ムラサキツバメの越冬集団で皆さんもよく御存知の千葉の公園でも各ステージの幼虫や卵が確認出来ました。 昨年迄この公園ではその姿を見ることは無かったのですが今日では黒系アゲハのみならず全アゲハ類中で最も個体数の多い種となっています。 これはこの蝶が公園や庭などの栽培種の柑橘類を好むからなのでしょうが、それはナミアゲハやクロアゲハだって同じなのですから、やはり何処かに強さを秘めているのでしょう。 但、この蝶の分布の広がりは自力の他に柑橘類の苗木が幼虫付きのまま販売されてるからでは?と推測しています。 左下になんとなくボヤッと写っているのが♂です 同じ多化性同士でも、最近、分布の拡大が話題となっているツマグロヒョウモン、ムラサキツバメ、アカボシゴマダラ、クロコノマチョウ、ホソオチョウ等、どの種類も共通して言えるのは或る時期には同時にその種の全ステージが見られることです。 そこらあたりに強さの秘密が隠されているのでしょうか?
by clossiana
| 2009-09-10 07:40
| アゲハチョウ科
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Comments(16)
ナガサキアゲハ 本当に良く見かけます。
職場でも、飛んでいるのはほとんどと言っていいくらいです。 その他あげられた蝶たちも出逢う機会が本当に多いですね。今日もツマグロとアカボシの産卵を見たばかりです。
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ナガサキアゲハは本当に増えてきましたね。
温暖化をいうとき、このチョウの北上はまさにその典型例といっていいのではないでしょうか。 件の公園では数年前からナガサキアゲハが見られるということは、公園を散歩している方から聞いていました。
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grassmonblue
at 2009-09-11 19:14
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ナガサキアゲハは子供のころ九州でしたので、そのころから繁殖力旺盛な印象を持っています。
分布拡大中のこれらのチョウがある時期、全ステージが見られること教えられました。 クロマダラソテツシジミもそうですね。
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chochoensis
at 2009-09-11 21:35
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clossianaさん、確かにこの「ナガサキアゲハ」も北上が著しいですね・・・私も数年前に東京で観察して驚いたことを覚えています。
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ヘムレン
at 2009-09-11 21:55
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ainomidori443zeph at 2009-09-12 21:18
私も、アカボシ、ホソオ、ツマグロについては、成虫が見られる時期に同時に色々なステージが見られることを気がついていました。
やはりそれが、したたかに生きていけるポイントなのではないでしょうか。
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clossiana at 2009-09-14 17:49
hirokouさん、コメントありがとう御座居ます。そちらでもナガサキが多いのですね。少し前までは見かけたら必死になって追いかけ回して、せめて証拠写真位でも撮りたいものだと思っていたのですが今は多少余裕です。アカボシは会社(横浜)の駐車場や倉庫の前でも吸水したりしていて、すっかり御馴染みになりました。ゴマダラはいないというのに。。。
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clossiana at 2009-09-14 17:55
ダンダラさん、コメントありがとう御座居ます。例の公園はムラツの観察適期にしか行っていませんでしたので、今までナガサキを見かけたことはありませんでした。今年はいつもより早めに様子を見に行ったのですが、そしたらナガサキが沢山飛んでいてびっくりしました。数年前からですか。。それは全く知りませんでした。今年突然って訳じゃなかったのですね。
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clossiana at 2009-09-14 18:04
grassmonblueさん、コメントありがとう御座居ます。↑に記載しました分布拡大中の蝶の全ステージが見られるのは種によって多少違いますがたいていは8月中旬〜9月中旬との印象を私は持っています。クマソにつきましては私は見た事もありませんが、九州の方々のブログから同じような逞しさを感じていました。
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clossiana at 2009-09-14 18:12
chochoensisさん、コメントありがとう御座居ます。北上中の蝶を身近で観察出来るようになったのは嬉しい反面、それだけ温暖化も進行しつつあるのだと思えば喜んでばかりもいられません。ただ、ナガサキの分布拡大に限定して考えれば、柑橘類の苗木が幼虫付きのまま販売されている事も一役買っていそうですので、拡散スピードは温暖化のせいばかりではないような気がします。
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clossiana at 2009-09-14 18:16
ヘムレンさん、コメントありがとう御座居ます。ヘムレンさんの行く公園でも同じ現象が見られるのですね。クロアゲハやオナガアゲハは特に夏の暑い頃には日陰を飛んでいる事が多いように思えますが、このナガサキは日向でも普通に飛んでいますから、それだけ目に付きやすいので多く思えるのかもしれません。でも確実に個体数を増やしているのは間違いないと思います。
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clossiana at 2009-09-14 18:25
愛野緑さん、コメントありがとう御座居ます。アカボシ、ホソオ、ツマグロ以外でもクロコノマとナガサキは8月下旬には全ステージが同時に見られます。噂のクマソも今の時期には全ステージが見られるとのことです。この理由は温暖化が背景にあるのでしょうが、基本的にはその種の持つ生命力(成虫が長生きして長期に渡り産卵を繰り返す)が強いからでしょうか。
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愛野緑
at 2009-09-14 23:10
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ナガサキの卵に茶色い模様がつていますね。これって、ナガサキ特有なのでしょうか?
自宅の隣のみかんと、狭山丘陵のゆずで、同じような卵を見つけましたが、同定できていません。 アゲハの卵より大分大きかったです。
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clossiana at 2009-09-15 19:33
愛野緑さん、コメントありがとう御座います。↑の卵はナガサキの産卵シーンを目撃した上でのものではありません。実のところは、ユズの樹に多数の色々な大きさのナガサキの幼虫が付いていたこと、又当日はナガサキの成虫を多数見かけていたこと等からナガサキの卵であろうと推測したのです。私も今までに卵を見てはいませんので断定は出来ません。お役にたてず、すみません。
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grassmonblue
at 2009-09-15 21:28
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こんばんは
話は変わりますが、貴ブログの「イチモンジセセリの謎」常々参照させていただいておりましたが、このたび拙ブログに引用させていただきました。よろしくご了解お願いします
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clossiana at 2009-09-16 08:05
grassmonblueさん、コメントありがとう御座居ます。勿論、O.Kですよ。第一私自身もあの本からの引用ですから。。イチモンジセセリ増えてきましたね。住んでいる江戸川区内でも公園といい、道路沿いといい、もう普通に見られます。でも一定の方向へ飛んでいるという感じは全くしません。いつの間にか増えているという感じで、これらの個体が何処から来たのか依然として謎のままです。
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