自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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8月28日、千葉の公園までムラサキツバメの様子を見に行ってきました。
この公園では毎年、秋ともなると沢山のムラサキツバメが見られるのですが、その割に夏にはほんの僅かしか見られませんでした。 しかし今年は春に越冬明けの成虫が見られたことや、お盆休みには自宅のある団地内でも複数頭を目撃していましたので、ひょっとしたら今年はこの時期でも多くの個体が発生しているのではないかと予想していました。 現地についてみると、果たして探すまでもなく、すぐに何頭かの個体を見出すことが出来ました。 ♂同士と思われる個体が梢辺りを猛スピードで追尾飛翔を繰り返していて、その激しさはコツバメやキマルリのスピードを越えるものでした。 黒っぽい蝶が猛スピードで飛ぶのですから、その姿を到底、目で追える筈も無く、すぐに視界から消え去りました。この蝶のこのような行動は見るのが初めてでしたので呆気にとられてしまいました。 しかし、このような行動は公園全体で見られる訳ではありません。 特定の場所に集中しています。即ち、新芽や新葉を持っているマテバシイの周辺に限られていました。 当然かもしれませんが♀個体もまたそのような樹の辺りに集中して見られ、決して公園全体に広く散らばっている訳ではありませんでした。 さて、マテバシイの新芽/新葉ですが、これは公園の管理当局の剪定作業によって発生が促されたものです。 この剪定がなされたマテバシイの樹はムラツの発生にとっては好都合なのでしょうが一つ問題があるのです。それはマテバシイに限らず、低い枝が殆ど無くなってしまい、観察がしづらくなったことです。 昨年大きな集団の確認が出来たモクレンやスダジイは脚立を用いれば比較的、簡単に観察や撮影が出来たのですが、もはやそれは不可能となりました。もう、こうなればムラツが新しく別の低い枝を選ぶのを期待するだけです。
by clossiana
| 2009-09-01 20:21
| シジミチョウ科
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Comments(8)
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ヘムレン
at 2009-09-02 16:10
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今日先日ムラツを見た公園のそばを通ったら、ちょうどマテバシイの1本の枝をはらっていました(^^;)。。卵・・・ないだろうなあ。。と、ちょっと心配になりました。
幼虫がいつも見つかる木は、公園の端に生えている小さな木が多いのですが、大木になると見つけられないでしょうね。。(^^;)
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banyan10 at 2009-09-02 16:21
越冬に関しては極端に高い場所は選ばないような気がするので大丈夫ではないでしょうか。
この時期、産卵は狙いやすいのかもしれませんね。近くの公園では幼虫は多いですが、めったに成虫の姿が見れません。
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maeda
at 2009-09-03 06:00
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ここはあの公園でしょうか?
沢山の越冬個体を観察できて楽しかったです。もうしばらくすると個体数は多くなりますね。宮崎では9-10月に一番多かったようです。
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clossiana at 2009-09-03 07:41
ヘムレンさん、コメントありがとう御座居ます。そちらでもマテバシイがはらわれていますか。。思うにこのマテバシイという樹は葉が密生していて、放っておくと周りが暗くなりすぎるから、それでターゲットとなるのでしょうかね?でも、このことにより新芽やひこばえの発生が促されるのは間違いありませんのでムラツにとっては好都合な面もあります。問題は剪定の実施時期で、それを今やられるとダメージになりますね。
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clossiana at 2009-09-03 07:55
banyanさん、コメントありがとう御座居ます。越冬集団の形成場所は仰られてますように、すごく高いところは選ばないと思います。但、剪定が主に下枝を中心に行われると樹木の成長にしたがって毎年、徐々に見えにくくなるようにも思われます。幸いマテバシイは直ぐにひこばえが出て元のようになりますが、今回の剪定でムラツが毎年、同じ場所に集団を形成するかどうかの調査は枝そのものが無くなりましたので不可能となりました。
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clossiana at 2009-09-03 08:30
maedaさん、コメントありがとう御座居ます。そうです、ここはあの公園です。今の状況は昨年にも増して、この時期にも成虫が見られますから秋には爆発的に増えるのでは?との予想です。その前には幼虫の巣が沢山、見られそうです。それと今年はマテバシイの根元で蛹を見つけてみたいなと思っています。発生のピークはmmerianさんのブログを見ますと、宮崎より約一ヵ月位早いようです。どうも宮崎では、もう一世代多く発生しているようです。
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chochoensis
at 2009-09-03 17:21
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clossianaさん、こんなに剪定されているのですか・・・実は、埼玉のポイントでも毎年8月頃に剪定されてしまうので、成虫の数がめっきり減ってしまいます、今年も心配だったのですが、どこでも同じような作業が繰り返されるのですね・・・。それと飼育下では若芽が不足するなどでは共食いがあるようなのです、野外では確かめられないのですが剪定がやり過ぎられると、ジャコウアゲハ幼虫のように=共食い行動=があるみたいなのです・・・剪定時期というのは大切なのですね・・・。
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clossiana at 2009-09-03 18:31
chochoensisさん、コメントありがとう御座居ます。私の通っている千葉の公園では写真の様にかなり大胆に枝がはらわれています。これは毎年の事なのですが今年は特に大掛かりに剪定したみたいです。全部が同じ時期に切られたのではありませんので写真の様にヒコバエが発生して産卵に都合が良くなっているのもあれば、今現在無惨な姿を晒しているものもあります。chochoensisさんの方では毎年8月だとするとムラツにはダメージを与えてしまいますね。これを当局に相談しても彼らは害虫としてしか見ないでしょうから無駄ですね。どうすればいいのでしょうね。
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