自己紹介
1950年生。北海道育ち。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。 こまったものだ。 現在は北海道在住。 ___________ エキサイト以外のリンク 日本道路交通情報センター あやはべる/撮影日誌 蝶の観察記録 My Favorite Butterflies of JAPAN my蝶あるばむ Hirokou's Field Notes naoggio写真日記 受身の園芸 自然散策雑記帳 四季おりおり Googleマップ 最新の記事
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3月になりましたね。
3月ともなれば、本来はシーズンの幕開けなのでしょうが今シーズンは何だかオフシーズンが無かった様な気分です。 晩秋以降もムラツの継続観察をしたりルーミスの越冬集団を見つけたりして忙しかったからでしょうか? それとも未曾有の不景気に直面するハメになったからでしょうか? 何はともあれ、久々にフィールドに向かいました。 いつもの房総です。 このところの何度かは必ずtheclaさんの後追いとなっています。 これは恐らくは、お互いにフィールドへ出没しないと発症する禁断症状のインターバルが似ているせいではないかと危惧しています。 3月は本当は色々な意味合いでルーミス観察にとっては大事な時期なのですが当日は3月とは到底思えない程の寒い日で気温は10℃。 晴れてはいたのですが大風が吹き荒れていて真冬と同じ完全武装のいでたちなのに歩いていると震える始末。 そんな訳で、いつもであれば出迎えてくれるキタテハ、テング、ムラシ等の姿を始め蝶影など望める筈も無く、「まあ、久々に樹林帯に溶け込めるのだから、それだけでも良しとするか」と殆ど諦め気分で散策開始。 それでも昨年までとの大きな違いが一つあって、それは直前にtheclaさんがルーミスの2頭集団を確認されていたことです。 林内を歩いて行ってみると果たして2頭集団は健在でした。 この2頭集団を確認したものの寒さの為に、動きが全く無いので時間つぶしも兼ねて何年かぶりに奥の方迄の探検を決意しました。 最近、奥の方迄、足を運ばなかったのはヒルのせいです。 その辺は季節ともなればヒルの巣窟だからです。 でも初めてルーミスを目撃した思い出のポイント辺りを見ておきたかったし、イチイガシがあるかどうかも知りたかったのです。 結果とすればルーミスもヒルもいなくて又、イチイガシもありませんでした。 しかし片道40分位のトレッキングは爽快でした。 戻ってみると。。。2頭集団に陽が当たっていて、もじょもじょと動いていました。 「これはひょっとしたら。。」と思っていた矢先に片方が開翅を始め、やがてもう1頭も開翅したのです。 「やったー。。」って気分でした。 遠くで鹿の警戒音が聞こえ、空にはトンビが舞っていて、静かな一日でした。 春は名のみの風の寒さや。 谷の鶯 歌は思えど 時にあらずと 声も立てず。 時にあらずと 声も立てず。 氷解け去り葦は角ぐむ。 さては時ぞと 思うあやにく 今日もきのうも 雪の空。 今日もきのうも 雪の空。 春と聞かねば知らでありしを。 聞けば急かるる 胸の思いを いかにせよとの この頃か。 いかにせよとの この頃か。 早春賦 /作詞:吉丸一昌 作曲:中田章
by clossiana
| 2009-03-13 20:20
| シジミチョウ科
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Comments(10)
最後のW開翅、素晴らしいですね。
ルーミスでこんな写真が取れるなんて、少し前まではよそうもしなかったです。 冬の間に何度も通われて、生態を観察されたご褒美でしょうか。 こちらからだとちょっと遠くて、二の足を踏んでしまいます。
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mtana2
at 2009-03-14 09:28
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この冬はルーミスのデータが加速して、もう「ルーミス博士」ですね。
W開翅、きれいです。また、ルーミスブルーを見たくなりました。でも、ダンダラさんと同様な心境なのです。
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clossiana at 2009-03-14 12:16
ダンダラさん、コメントありがとう御座います。ほんの少し前まではルーミスは目撃出来ただけでも意気揚々と引き揚げてきたものですが今では気がつかないうちに、何だかすごく贅沢になってしまい、見つけるのは当たり前で、いつも何かしらのサプライズを期待してしまっています。来シーズン以降、もし見つけられなかった時の反動が怖いです。
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clossiana at 2009-03-14 12:23
mtanaさん、コメントありがとう御座います。あの日、mtanaさんと一緒に見つけた越冬集団の発見の後遺症から何度も足を運ぶことになりました。あの場所は自宅からですと都心を通過する必要がないので距離の割にはあまり遠くには感じないのです。それで気軽に出かけてしまうのは悪い癖で、どうしたものかと思っています。
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banyan10 at 2009-03-14 18:54
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thecla
at 2009-03-14 21:54
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ルーミスW開翅、私の時より上側の個体の開きっぷりが上ですね。
どうも今シーズンの「ルーミス病」はすぐ禁断症状になるのが困り物ですね(笑)
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clossiana at 2009-03-15 09:43
banyanさん、コメントありがとう御座います。二十年以上前に発行された「昆虫と自然」(1985年9月号)の中に房総のルーミスについての報文があって、食樹については。。
1)房総にはイチイガシが稀にしかないこと。 2)ルーミスの食樹としては、イチイガシ、アラカシ、ウラジロガシの順で 利用されていること。 等が記載されているようです。ですから私は越冬集団が例外なくアラカシの葉上に見られることなどからアラカシでの発生は間違いないと思っています。この春に何とか幼虫を探し出してみたいです。
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clossiana at 2009-03-15 09:51
theclaさん、コメントありがとう御座います。お互い今シーズンの「ルーミス病」はちょっとヤバいですね。この蝶はこの先、吸蜜、交尾、産卵へと向かう関係と、4月~7月の観察が極端に少ないこと等。。これからが本番ですので病は悪化することはあっても回復は程遠いと思われます。他の蝶も気になるし、ヒルも気になるし。。こまったものです。
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chochoensis at 2009-03-15 20:01
「ウーン!」こちらでもW開翅とは・・・ビックリデス!こういうチャンスってなかなかないのでしょう???それにしても凄いです・・・。寒さの中、お疲れ様でした・・・。
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clossiana at 2009-03-16 07:31
chochoensisさん、コメントありがとう御座居ます。今シーズンは思いもしなかった越冬集団の発見がありましたのでW開翅は、その副産物とでも言うべきものなのですが、目の前で2頭、それも至近距離で開翅しているのを目の当たりにすると鳥肌つような感じでした。ルーミスはこれからが本番ですのでchochoensisさんも再度、楽しまれては如何でしょうか。
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